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水の分類とは
人間の身体は半分以上が水分でできています。
男性で60%、女性で55%くらい水分であると言われています。
厚生労働省も「健康の為、水を飲もう」と
推進運動をするくらい、水は健康に大きな役割を占めています。
ここで、その水とは何なのか?
水を大きく分類すると2つに分けることができます。
1つ目は水の硬度。
これは水に含まれているミネラル分(カルシウムやマグネシウムなど)が
多いのか少ないのかで分けられます。
ミネラル分が多い水が「硬水」といわれ、少ない水を「軟水」と言います
日本では、高度100以下を「軟水」101以上を「硬水」としています。
軟水はまろやかな口当たりが特徴で、クセがなく料理にも適しています。
日本の水はほとんど軟水なので、日本人である私たちは
飲みやすく、和食には特に合います。
硬水はミネラルが多くふくまれ、硬度が高くなると
クセが有り苦味が強くなります。
また日本人は軟水に慣れているので、硬水をいきなりたくさん飲むと
下痢を起こしてしまう場合があります。
和食は向いていませんが、肉を柔らかくするので、洋食には向いています。
またコーヒーなど入れると苦味が強くなります。
そしてもう一つが、酸性、中性、アルカリ性です。
これは水に含まれている「水素イオン」の多さで「pH」という単位で表します。
pHは14段階で表し、pHが低ければ「酸性」高ければ「アルカリ性」隣
真ん中の「7」が中性となります。
酸性の水は酸っぱく、アルカリ性の水は少しドロドロ下感じとなります。
もちろん酸性の高いのも、アルカリ性のたかいものは引用できません。
中性あたりが飲用には適しているので、日本の水道は
pH5.8~8.6と決められています。
水の種類
飲料としての水の種類は大きく分けて10種類に分けることができます。
・水道水
・天然水
・アルカリイオン水
・水素水
・炭酸水
・温泉水
・海洋深層水
・蒸留水
・バナジウム水
・シリカ水
以上11種類となります
水道水
日本の水道水は世界一安心、安全といわれています。
これは水道水の安全を確保するため、水質基準が厳しく定められているためです。
水道水には消毒のため、残留塩素が入っています。
カルキ臭などはこの残留塩素が原因です。
ニオイやや味が気になる人も多いのではないでしょうか。
なお旅行などで長期間家を開けたりすると、水道管に溜まったままになるので
塩素の効果が薄くなり、サビや不純物が増える可能性があります。
朝一番の水も同じなので、バケツ1杯くらいの水道を使ってから
飲むようにしたほうが良いでしょう。
カルキ臭が気になる場合、煮沸すればカルキ臭はなくなります。
その際、トリハロメタンが増えるので、10分以上沸騰するようにしましょう。
10分以上沸騰させることで、トリハロメタンは除去できます。
天然水
天然水にはミネラルウォーターも含まれています。
違いは水の加工に過程で、
天然水はろ過、加熱処理などをせずにそのままボトルつめたもので、
ろ過したり加熱処理をして
ミネラル分などを加工したり調整したりするのが
ミネラルウォーターになります。
天然水から作られているので、ミネラルウォーターは天然水の種類となります。
アルカリイオン水
腸症状の改善に効果が期待されています。
一般にはアルカリイオン整水器を使って作ります。
水道水を浄水してカルシウム剤をつかい、電気分解を行います。
プラスがアルカリ性、マイナスが酸性となり、
pH値は調整できるので弱アルカリ性の優しい水が
簡単に作ることができます。
厚生労働省カラ認可も受けていて、慢性の下痢、胃酸過多、
消化不良や便秘の改善に効果があるといわれています。
水素水
水素水とは、水素分子や水素イオンを溶かしこんだ水です。
まだまだ研究効果は少ないのですが、
抗酸化作用があるといわれています。
抗酸化作用とは、活性酸素を除去してくれ
廊下の原因を除去する効果が期待できるというものです。
よく聞く、ポリフェノールも抗酸化作用があるといわれていますが、
水素も同じな効果が期待されています。
炭酸水
基本的に二酸化炭素が溶け込んだ水です。
スパークリング(発泡)しているのが特徴です。
自然に発生したガスを含んでいるものもありますが、
殆どの炭酸水は二酸化炭素を水に溶かしたものがほとんどです。
二酸化炭素が血液に入り、それを排出しようとするため、
血流が良くなり新陳代謝が高まり、それがデトックス効果に
つながるといわれています。
飲むことで血管が拡張され、血流が良くなることで
肩こりの緩和や疲労回復の効果があるといわれています。
発泡性の刺激が胃に刺激を与え、胃の粘膜が元気になり、
消化促進につながり、お腹に溜まったガスを出してくれて
便秘の解消になります。
温泉水
温泉水とは地中から湧き出る水です。
ミネラルの成分が沢山含まれていることが特徴です。
普通のミネラルウォーターのように飲むことができる温泉水もたくさんあり、
ペットボトルに入って販売されています。
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海洋深層水
推進200m以上の海水を海洋深層水と言います。
深層水は推進が深くなるほど水温が下がり、
温度が違う表層水をは全く違うもので、まじり合うこともありません。
生活排水や産業排水などの水質汚染の影響を全く受けず、
カルシウムやマグネシウムや栄養素がバランス良く含まれていて
様々な効果が期待できます。
清潔で安全性が高く、ミンラル成分が豊富な海洋深層水は
飲料水として優れた特性があるといわれ、産業や医療の業界から
様々な研究が進められている効果の高い水にになります。
蒸留水
水の中の不純物を取り除き水の純度を上げることが「蒸留水」となります。
作り方は水を沸騰させて、水蒸気にしてその水蒸気を冷やすことで
純度の高い澄み切った水が作られます。
水の不純物(ミネラルも)をすべて取り除き、
純度の高い軟水となります。
蒸留水は硬水に比べて、血管への浸透度が高く、血液中の老廃物を
身体の外に排出する効果が高いといわれています。
バナジウム水
バナジウムとはワカメやひじきに含まれている成分で、
バナジウム水を飲み続けると、血糖値やコレステロールが下がるといわれています
多くの研究がされていますが、断言さるる研究結果はまだありません。
しかしバナジウム水を飲みながら食事をすると、
血糖値の上昇がおさえられたという実験の結果もあります。
また糖尿病の薬を飲んでいる火地はバナジウム水は
飲まないほうが良いということもいわれています。
シリカ水
シリカとはケイ素のことです。
ケイ素は岩石や土壌の主成分で酸素に次いで、
2番めに自然化に存在します。
無色透明で美しく結晶したものが水晶(クリスタル)になります。
シリカはミネラルの一種でお肌の弾力を保ってくれたり、
髪の毛や爪をきれいに保ってくれたり、
骨を丈夫にしたり、血管の弾力を保ってくれたりと
特に美容に関して効果が期待できる成分です。
体内では作られないので、食べ物や飲み物で積極的に
補わなければなりません。
シリカ水はまさに飲む美容液と言えますね。