バナジウムとは血糖値を
下げる効果があるとテレビや新聞、
雑誌で取り上げられ、
天然水やサプリメントなどで
みた人も多いのではないのでしょうか。
本当に効果があるのか?
副作用はないのか?など調べてみました。
バナジウムとは・・
バナジウムとは、何人かの科学者が発見し、
いろいろな別名が存在するのですが、
1830年にスウェーデンの
ニルス・ガブリエル・セフストレームが
いろいろな綺麗ないろに変色することから、
スカンジナビア神話の
愛と日の女神「バナジス」にちなんで。
「バナジウム」と名付けられました。
人の身体の中にも
50~200μg存在するのですが、
絶対不可欠のミネラル成分ではないと
されています。
しかし、絶対必用な酵素モリブデンが
少なくなると、これを補うため、
バナジウムも働くことが確認されています。
このことから、バナジウムが
なにかの役割を果たしていると
考えられています。
動物実験(ラット)で
バナジウムを投与する個ことで、
血糖値を下げる効果が示され、
インスリンに似た効果が
期待できるのではないかと、
注目が集まり、サプリメントも販売され、
ミネラルウォーターにバナジウムが
含まれているものもあり、
現在あらゆる実験や検証が行われています。
食品に含まれていて、
ひじき、アサリやエビやカニ、
パセリ、黒胡椒、マッシュルームにも
バナジウムが含まれています。
このように、身体に良いとされる
食材にもバナジウムが含まれています。
日本の天然水では、
富士山の天然水にバナジウムが
含まれています。
これは富士山が玄武岩を噴出する
火山だからです。
鹿児島の桜島や雲仙岳や
北海道の洞爺湖は安山岩を噴出しています。
玄武岩ばかり噴出していることは
稀なことで、富士山だけが玄武岩を噴出し、
その 玄武岩にバナジウムが含まれているのです。
言い換えれば、富士山の水にしか、
バナジウムが多く含まれていないのです。
バナジウムの効果、効能について・・
バナジウム水の効果について
以下の効果が期待できるといわれています。
・糖尿病や動脈硬化の予防
・高血圧・脳卒中の予防
・ダイエット効果
・美容・便秘解消効果
あと熱中症の予防など、
取り上げていたりしますが、
水分補給自体、熱中症の予防なので
外しました。
・糖尿病や動脈硬化の予防
バナジウムが注目を浴びたのが、
糖尿病や動脈硬化の予防に効果が
期待できるといわれたからです。
ラットを使った、動物実験では、
血糖値を下げる効果が示され、
ヒト試験では、1日540mlを
連用することで、血糖上昇の抑制と
コレステロールの低下も
認められたとの論文も発表されています。
このようにインスリンと似たような効果が
体内で期待で着るのではないと、
多くの研究機関で実験が行われています。
・高血圧・脳卒中の予防
バナジウムが血糖値を下げる効果が
期待出来るという研究に合わせて、
高血圧にも効果が期待できるのではないと、
同じように研究と実験が行われています。
これは血液をサラサラにする効果が
期待できるのではないか、
という研究もされています。
・ダイエット効果
バナジウムには血糖値を
下げる効果が期待できます。
血糖値が下がると脂肪の代謝が
上がるので、太りにくくなります。
中性脂肪になるブドウ糖も
代謝が良くなることにより
エネルギーとして消費されるようになります。
・美容・便秘解消効果
バナジウムには活性酸素も
取り除く効果も期待されています。
これは老化の原因である物質を
体外に出してくれる効果が
期待されているためです。
また腸内環境を整える効果も
期待されていて、多くの研究が進められています。
腸内環境に関しては、
バナジウム水に含まれる
ミネラル成分にも、大きく作用されるので、
マグネシウム、サンフェートなど
含まれたバナジウム水が
オススメとなります。
副作用はないの?
いろんな研究機関で研究、実験が行われ、
バナジウムの効果が期待できる報告は
あるのですが、はっきりとした、
効果についてはまだ不明となっています。
なので、どれくらいの効果があるのかは
不明で、どれくらいの摂取量が
良いのかも不明です。
いろいろな実験での研究から、
1日バナジウムを200ml~540mlぐらい
摂取しないと効果がないとの報告もあり、
これらを計算すれば、バナジウム天然水を
200リットル位飲むことになります。(不可能です)
しかし、どれくらいで血糖値に
効果があるのかもわからないので、
糖尿病で薬を服用している人は、
かかりつけの医師に相談しましょう。
また高血圧の薬も同様で、
医師に相談しましょう。
また、赤ちゃんのミルクにも
オススメできません。
バナジウムもミネラルの一種なのですが、
ミルク自体にバランス良く
ミネラルがふくまれているので、
バナジウムの含有量が多い
天然水でミルクを作ると、せっかくの
ミネラルバランスが崩れ、
まだ内蔵が発達していない赤ちゃんでは
お腹を壊してしまう恐れがあります。
できるだけ、赤ちゃんのミルクには
軟水の天然水が良いでしょう。
離乳食が始まる頃には、
内蔵の発達もしてくるので、
バナジウム水も大丈夫に
なるのではないでしょうか。
まとめると、現在糖尿病や
高血圧で薬を服用している人は
医師に相談しましょう。
赤ちゃんのミルク作りにも適していません。
バナジウムが含まれている食品は?
バナジウムは天然水以外でも、
食品からも摂取できます。
バナジウム天然水を飲んで、
もし血糖値が下がり過ぎた場合などあれば
食べ合わせなど確認するといいでしょう。
また、もっとバナジウムの摂取が必要と感じた場合も、
食品から上手に取り入れることもできますね。
効果的な飲み方とは・・
バナジウム水に関わらうどの
ミネラルウォーターでも
常温で飲む事が大切です。
コップ1杯位150cc~200ccを
分けてのみことをオススメします。
また500mlのペットボトルなどで飲む場合、
こまめに分けて飲むようにしましょう。
朝、寝起きでコップで飲む。
お風呂上がりにコップで飲む。
食事の30分前にコップで飲む。
就寝前にコップで飲む。
これにペットボトルで一口だけでも、
こまめに飲むことを習慣にしましょう。
最後に・・
バナジウム天然水は、薬ではありません。
富士山の普通の天然水です。
昔から普通に飲まれているもので、
富士山の美味しい天然水です。
細菌バナジウムの効果が発見され、
富士山の天然水にバナジウムが
含まれているため、バナジウムが
過剰と言えるくらい取り上げられています。
バナジウムの効果とか副作用とか言うと、
凄い効果があって、
反面副作用があるのではないかとか
思ってしまいますが、
昔から普通に飲まれている天然水です。
血糖値が高くなってきて、
気になりだしたら、何もない天然水より、
富士山のバナジウムが含有されている
天然水を選んで飲んで見るのも良いでしょう。