卵=健康は本当?知られざる危険性とは

卵といえば栄養満点の食材として

知られていますよね。

目玉焼き、卵かけご飯、オムライス…

皆さんもお気に入りの卵料理が

あるのではないでしょうか?

実際、卵は タンパク質が豊富で

栄養バランスも良いため、

健康志向の方々にも人気です。

しかし、「卵=健康」と無条件に

信じてしまうのは危険かもしれません!

日本では生卵を食べる文化があるものの、

世界的に見ると 生卵を食べる習慣が

ほとんどないのはなぜなのか?

そして、卵の選び方や食べ方に

意外な落とし穴があることを

ご存じでしょうか?

今回は、卵の知られざるリスクについて

詳しく解説していきます。

健康的な卵の選び方も紹介するので、

ぜひ最後までご覧ください!

卵の歴史と世界の食文化

卵は紀元前1500年頃にはすでに

食用として利用されていたと言われています。

エジプトやローマでは

卵を多く産ませるための品種改良も行われていました。

日本にニワトリが伝わったのは

約2500年前のことですが、

江戸時代までは庶民には手の届かない

高級食材だったとか。

昭和に入ると 栄養価の高さから急速に普及し、

健康食材としてのイメージが定着しました。

しかし、「卵を食べていれば健康になれる」

という考え方が本当に正しいのでしょうか?

卵に潜む危険性とは?

卵が健康に良いとされる一方、

見落とされがちなリスクもあります。

✔ 食中毒の危険性

日本では生卵を食べる習慣がありますが、

海外では一般的ではありません。

これは、卵の殻に サルモネラ菌が

付着しているためです。

日本ではパックされる前に

卵を洗浄する ことで安全性を確保していますが、

洗浄することで 保護膜が失われ、

菌が内部に侵入しやすくなるという問題もあります。

また、日本でも市販の卵を調査したところ、

約0.2%の割合でサルモネラ菌が検出されているため、

生卵を扱う際には手洗いや

衛生管理を徹底することが大切です。

✔ 化学物質の残留濃度

日本では 化学物質の残留濃度基準が

他国よりも緩いのは有名な話。

特に ダニ駆除剤が養鶏場で

毎月使用されているため、

卵に化学物質が残留している可能性があります。

海外では使用が禁止されている

殺虫剤(ネグフォン、ボルホ)が、

日本では普通に使用されていることも

少なくありません。

2019年には日本の卵が香港で

輸入禁止になったことがありましたが、

これは 殺虫剤の残留濃度が

世界基準の10倍もあったためです。

国際的な安全基準と比較すると、

日本の基準の甘さが気になりますね…。

✔ コレステロール値の高さ

卵は 1個あたり250mgの

コレステロールを含んでいます。

厚生労働省の最新の食事摂取基準では 1日200mg未満が

望ましいとされているため、

卵1個だけで コレステロールの

摂取上限を超えてしまう可能性があります。

昔は「卵は1日1個まで」と言われていましたが、

その基準は以前の食事摂取基準の

影響を受けていたため、

現在は より厳しくなっています。

✔ ガンや死亡リスクとの関連性

卵の摂取と 大腸がんによる

死亡率の増加には関連性がある

という研究結果も。

さらに、ハーバード大学の研究では

卵の摂取量が多いほど

前立腺がんのリスクが高まることが

確認されています。

また、2020年のアメリカの研究では、

動物性タンパク質の摂取を

植物性タンパク質に3%置き換えると

死亡リスクが10%減少すると報告されています。

特に 卵を植物性タンパク質に置き換えると、

死亡リスクが最大24%減少するという

結果が出ているため、

食生活のバランスを考えることが重要です。

健康的な卵の選び方

卵のリスクを知ったうえで、

少しでも安全なものを選びたいですよね。

✔ 鶏の飼育方法をチェックする

卵の品質は 鶏の育て方によって大きく左右されます。

・ バタリーケージ(一般的な飼育方法)は、

ストレスが多く遺伝子組み換えの穀物を

与えている場合が多い

・ 平飼い(ケージフリー)は、

健康的に飼育され、品質が高い傾向にある

最近ではスーパーでも 「平飼い卵」の

表示がある卵が販売されているので、

ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください!

✔ 産地や飼料の情報を確認する

遺伝子組み換えの穀物ではなく、

自然の餌で育てられた鶏の卵が安心。

地元の養鶏場など、直接購入できる場所が

あるならそちらも検討すると◎。

まとめ

卵は栄養価が高く、私たちの生活に

欠かせない食材ですが、

選び方や食べ方次第では

健康リスクを伴うこともあります。

普段選んでいる卵が どんな環境で

生産されているのか?を意識してみるだけでも、

より健康的な食生活につながるはずです!

皆さんは どんな卵を選んでいますか?

安全な食材を選びながら、

美味しく健康的な食生活を送りましょう!

★モデルや有名人愛用の100%天然アルカリイオン水『温泉水99』



★無農薬有機野菜!自宅に届く!