雨の日やアウトドアで活躍する防水スプレー。
靴や鞄、衣類にサッと吹きかけるだけで
水や汚れを弾いてくれる 便利なアイテムですよね。
でも実は、この防水スプレー…
使い方を間違えると健康被害を
引き起こす可能性がある ことを
ご存じでしょうか?
人間だけでなく ペットにも影響するため、
正しい使い方を知らないと大変なことになるかも…。
今回は 防水スプレーの危険性と
安全な選び方について詳しくお話しします。
使い方を見直して、
大切な家族の健康を守りましょう!
防水スプレーの種類
防水スプレーには フッ素系と
シリコーン系の 種類があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
✔ フッ素系
・繊維の隙間に入り込み、通気性を保ちつつ撥水効果を発揮
・水だけでなく **油汚れにも強い
・素材の風合いや色を損なわない のがメリット
・効果時間が短いのがデメリット
スニーカー、衣類、透湿性のある素材に適している
✔ シリコーン系
・素材の表面に薄い膜を作ることで撥水効果を発揮
・水には強いが **油や汚れに弱い
・風合いが変わることがあり、通気性が低下するのがデメリット
アウトドア用品、レインコート、
傘など通気性不要の素材に適している
一見便利な防水スプレーですが、
実は **使い方を間違えると
危険なこともあるんです。
防水スプレーの危険性とは?
屋内でスプレーを使用すると
スプレーの細かい粒子を
吸い込んでしまう ことがあります。
この粒子は 肺に付着し、
呼吸困難を引き起こす 可能性があるんです!
実際に東京都消費生活総合センターに
防水スプレーの使用による
健康被害の報告があります。
ある方は 玄関で複数の靴に
防水スプレーを噴射した後、
数時間で 高熱と呼吸困難を発症し
緊急入院。
診断結果は 過敏性肺炎でした。
過敏性肺炎とは、 化学物質の粒子を
繰り返し吸い込むことで
肺が炎症を起こす病気です。
防水スプレーの成分が 肺に付着し、
空気を取り込めなくなることで
命に関わるケース もあります。
また、これは 人間だけの問題ではありません。
ペットにも影響—注意すべきポイント
防水スプレーの粒子は 空気中に漂い、
床近くに溜まりやすいため、
地面に近い場所で過ごす 犬や猫、
鳥などのペットは 特に注意が必要です!
✔ 犬や猫の呼吸器障害
室内で防水スプレーを使うと、
ペットは 知らないうちに有害成分を
吸い込んでしまう可能性があります。
肺の小さい動物ほど 影響が大きく、
重篤な呼吸器障害を引き起こすことも…。
✔ 鳥は特に危険!
鳥の呼吸器は 人間よりも敏感なため、
わずかな化学物質でも
命に関わることがあります。
ケージの近くでスプレーを
使用するのは 絶対NG!
家族の一員である
ペットの健康を守るためにも、
安全な使い方を心がけましょう。
安全に使うための選び方と使用方法
防水スプレーを使う際は、
以下のポイントを 必ず守りましょう!
✔ ① 必ず屋外で使用する
締め切った場所(玄関、車内など)では
絶対に使用しない!
✔ ② 近くに他の人やペットがいないか確認
ペットがいる家では 屋外で、
ペットが近づかない場所で
使用するのがベスト。
✔ ③ 風向きに注意する
風下に自分や周りの人がいないか
チェックし、 吸い込まないように使用。
✔ ④ 有機溶剤不使用の安全な防水スプレーを選ぶ
最近では 天然成分を使った
安全な防水スプレーも登場しています。
例えば、オリーブオイル配合のスプレーは
革製品向けで安心して使えます!
「室内で使える防水スプレー」などの
商品もあるので、成分をチェックして
安全なものを選びましょう!
まとめ
防水スプレーは 便利なアイテムですが、
使い方を間違えると
健康被害を引き起こすことも。
特にペットがいる家庭では、
使用時に 十分な注意 が必要です!
✔ 必ず屋外で使用する
✔ ペットが近くにいない場所で使う
✔ 風向きを意識する
✔ 安全な成分の防水スプレーを選ぶ
このポイントを押さえれば
安心して防水スプレーを活用できますね!
皆さんは 防水スプレーを使うときに
気をつけていることありますか?
「このスプレーなら安心!」という
おすすめアイテムがあれば、
ぜひ教えてくださいね!
家族やペットを守りながら、
賢く防水スプレーを活用していきましょう!
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