私たちが普段口にしている食品の添加物、
日本では安全とされていても
海外では使用禁止になっているものが
あるって知っていますか？
食品の安全基準は国によって異なり、
海外では「健康への悪影響がある」として
規制されている成分が、
日本では普通に使われていることも…。
今回は、日本では認可、
海外では禁止されている
食品添加物について詳しく解説します！
食品選びの際に気をつけるポイントを学び、
より安心な食生活を送りましょう！
発がん性が指摘されている添加物とは？
日本で使用が認められている
食品添加物の中には、
発がん性や健康リスクが
指摘されているものがあります。
例えば、臭素酸カリウムは
パンの膨らみを良くする目的で使われますが、
ラット実験で肝臓への発がん性が
確認されたため、
EUや中国などでは使用禁止に。
また、二酸化チタンは
ホワイトチョコレートや
チューインガムなどの
白色着色料として使われますが、
発達障害や遺伝毒性の
リスクがあるとして、
EUでは2022年から
食品への使用が禁止されています。
これらの添加物は
日本では認可されていますが、
海外では「安全性に懸念がある」と
判断されている点に注意が必要です。
EUで禁止されている添加物の実態
EUでは食品添加物の規制が厳しく、
一部の添加物は使用禁止
または制限されています。
例えば、タール色素（赤色2号や黄色4号）は、
アレルギーや染色体異常を
引き起こす可能性があるとして、
イギリスではメーカーに自主規制を勧告。
さらに、カラメル色素の一部は製造過程で
有害物質が発生するため、
アメリカ・カリフォルニア州では
発がん性リスクの表示を義務化しています。
日本では「食品表示は
カラメル色素とだけ記載されるため、
どの種類が使われているのか
分からない」のが現状です。
原材料表示を確認する習慣をつけよう
食品を選ぶ際にできるだけ
安全なものを選びたいなら、
まずは原材料表示を確認する習慣を
つけることが大切です。
・加工食品を買う際は添加物の種類をチェックする
・できるだけ添加物が少ない商品を選ぶ
・海外では規制されている成分が含まれていないか確認する
完全に添加物を避けるのは難しいですが、
知識を持って食品を選ぶことで、
より健康的な食生活を
送ることができます。
まとめ
日本では安全とされている添加物でも、
海外では「健康への悪影響がある」として
禁止されているものがあります。
食品の安全基準は国によって異なるため、
原材料表示をしっかり確認し、
できるだけ安心できる商品を選ぶことが大切です。
あなたも今日から、
食品選びの意識を高めてみませんか？
